
てまいりますので、非常に苦しく思います。
また、これは県内の市町村立の施設の希望なんですが、必ず毎年何件かが、ことしは市制50周年だからとか創立30周年だから宝塚に来てもらいたいと。けれども、結局ことしも来てもらえなかったというのが非常に多うございまして、声をかけていただければ必ずやこたえる館は県内にもあるかと思います。ですが、やはり役所のことですので、もう既に来年度の原案は決まっております。大体5月、6月ごろまでにお声をかけていただければ何とか間に合うかと思います。
ただ最後に、これは地方文化−地方文化というような立派なレベルではありませんけれども、東北の日本海側の地方は、少なくとも江戸時代、明治までは東京よりも大阪、京都とのつき合いの方が深い地域でございますので、そういう点では先生方のおっしゃるように、東京だけがそういうものをつくるという時代はそろそろご遠慮願って、順番からいって、やっぱり大阪、京都、次はやっぱり私ら東北、北海道もそういうものをつくっていけるような時代が来たらいいなと思っております。
ありがとうございました。
○山下
ありがとうございました。
今、宝塚歌劇団のお話が出ましたので、私ども阪急グループでございますからちょっとご回答申し上げておきますと、宝塚歌劇団が地方公演をやるというのは、現にやっておりますので上演できないということはないかと思います。ただ、1つ条件がございまして、地元の民間のプロダクションにはタッチさせない。だから、公のホールが直接仕込まれる、あるいはテレビ局、新聞社が仕込まれる、主催される。そういうことに関しては宝塚歌劇団は応じると思います。
ただ、人数とか、道具なんかが非常に大がかりなものでございますから、1ステージというのはちょっと効率的に難しいのではなかろうか、だから、2回ぐらい公演をおやりになる人口、あるいは他県からも−今の武田真治に殺到したというお話、あるいはさっきも長岡輝子さんのこともほかからの引き合いがあったというようなことがありましたけれども、そういう連動をされますと十分成立すると思います。ですから、もしご紹介の労をとれと言われるならば担当者を紹介するのにやぶさかではございません。きょうお集まりの方々の中で宝塚歌劇の地方公演をやられているところはございますか。
○伊藤
岩手県民会館の伊藤といいますけれども、実は私は4月に来たばかりでございまして、去年にお願いして進めているものでございますから、その辺のかかわりはちょっと
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